会長会見

井上会長会見

【日 時】 平成24年7月19日(木) 午後3時15分~4時
【場 所】 グランドアーク半蔵門 3階「光の間」

ロンドンオリンピックへの対応について

  • 記者:ロンドンオリンピックの放送対応について、うかがいたい。
  • 井上会長:地上波では、“夕方からゴールデンタイムに行われる予選競技”“22時から行われる決勝競技”の生中継を2本柱に、注目競技の録画放送も数多く織り交ぜ、1日平均約10時間の長尺編成を予定している。総放送予定時間は210時間を超え、過去最大である。民放BS5局では、翌日午後の時間帯でハイライトを放送。総放送時間は48時間を予定している。新しい試みとしては、OBS(国際放送機構)が制作した3D映像を利用して、民放BS5局が、大会終了後の9月に、ハイライト映像を中心とした3Dの番組を各局1時間枠で放送する予定である。
  • 記者:民放テレビ共同公式動画サイト「gorin.jp」への期待について、うかがいたい。
  • 井上会長:「gorin.jp」には、“地上波・BS放送をPRするための位置づけ”と“将来的なメディア展開をテストすること”の2つの意味合いがあるが、一番大切なのは、オリンピックの盛り上げを図ること。「gorin.jp」の中で行うライブストリーミングについては、ノウハウの蓄積とIOCから獲得した権利の活用という目的がある。
  • 記者:ロンドンオリンピックのセールスの状況について、うかがいたい。
  • 井上会長:なかなか厳しい状況であり、現在もセールスを続けているところである。
  • 記者:オリンピックの放送権料が高騰しているが、対策は。
  • 井上会長:2014年ソチ大会と2016年リオデジャネイロ大会の放送権料は、2大会合計360億円で、前回より約10%アップしている。今後もNHKと連携し、IOCと粘り強く交渉していきたい。IOCとの交渉を考えても、NHKと構成するジャパン・コンソーシアム(JC)は、今後も維持していきたい。

V-Lowマルチメディア放送への対応について

  • 記者:V-Lowマルチメディア放送への対応について、うかがいたい。
  • 井上会長:本日の理事会で、ラジオ委員会から、検討経過の報告を受けた。内容は、「V-Lowマルチメディア放送の“音声優先セグメント”をアナログラジオの移行先として考える」というもの。これを議論の出発点として、関係各方面との折衝を行っていく。

44都道府県における地デジ完全移行から1年経った所感と残課題について

  • 記者:44都道府県における地デジ完全移行から1年経った所感と、残された課題は。
  • 井上会長:あらためて1年前を振り返ると、皆さまの協力のおかげで、実に円滑に移行できたと思う。しかし、まだ地デジを直接受信できず、衛星経由で東京キー局の放送をご覧いただいている世帯がある。また、混信対策や周波数リパック等の問題もある。いろいろなレベルで、デジタル化の仕上げに向けた努力は今も続けている。
  • 記者:地デジ化のメリットとして、双方向サービスやデータ放送、マルチ編成などが挙げられていたが、こうした機能の民放各社における活用状況は。
  • 井上会長:いろいろと試みているところだ。これから徐々にデジタル化のメリットを活かすことができるようになるのではないか。
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