一般社団法人 日本民間放送連盟

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民放連について

会長あいさつ

一般社団法人 日本民間放送連盟 会長
早河 洋   HAYAKAWA HIROSHI

 

 

 

 日本で民間放送が誕生して、今年で75年目を迎えます。この間、全国各地の民間放送は放送法の精神に則り、地域の人びととともに歩みを進め、民主主義の維持発展はもとより、経済や文化の振興に貢献してきました。

 デジタル化の進展により、人びとを取り巻く情報環境は一変しました。インターネットやSNSには真偽の確かでない情報や他者を傷つける言動があふれています。放送は、事実を多角的な視点で捉え、裏付けをとって伝えることで、人びとの知る権利にこたえなければなりません。

 安心して楽しめるエンターテインメントを、視聴者・リスナーに提供することも放送の大事な責務です。制作に携わる多くのパートナーとともに、その価値を守っていきたいと考えています。

 人権やコンプライアンスに関して、いま民間放送には厳しい視線が向けられています。民放連は「緊急人権アクション」を定め、会員社とともに、視聴者・リスナーやアドバタイザーの皆様の信頼を取り戻す取り組みを進めています。

 民間放送が人びとの生活を豊かにする存在であり続けるために、一層努力していく所存です。

 皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

 

(はやかわ・ひろし テレビ朝日 会長)