よりよい放送のために
メディアリテラシーの取り組み
民放連は平成11(1999)年以降、メディアリテラシー向上のための取り組みを進めています。その概要を紹介します。
現在の取り組み
メディアリテラシー活動助成事業(平成24年度~現在)
平成24(2012)年度から、民放連会員社が実施するメディアリテラシー活動に対して助成を行っています。
この取り組みは、「放送事業者が視聴者・聴取者から期待される役割を今後とも自律的に果たしていくうえで、視聴者と放送事業者がともにメディアリテラシーを高めあっていくことが重要である」との認識のもと、民放各社のメディアリテラシー活動のさらなる発展と定着を図ることを目的としています。
具体的な活動概要などについては、以下の資料を参照ください。
- 2024年度助成対象事業
- 2023年度助成対象事業
- 2022年度助成対象事業
- 2021年度助成対象事業
- 2020年度助成対象事業
- 平成31年度助成対象事業
- 平成30年度助成対象事業
- 平成29年度助成対象事業
- 平成28年度助成対象事業
- 平成27年度助成対象事業
- 平成26年度助成対象事業
- 平成25年度民放連メディアリテラシー・シンポジウム(2013年11月7日)
- 平成25年度助成対象事業
- 平成24年度助成対象事業
これまでの取り組み
「テレビキッズ探偵団」の制作・放送(平成11年度)
メディアリテラシー教育の教材として活用いただくために、民放連が『テレビキッズ探偵団~テレビとの上手なつきあい方~』(10分×5本)を制作し、平成11(1999)年11月~12月にかけて全国の民放テレビで放送しました(平成12年9月~11月に再放送)。
メディアリテラシー・プロジェクト(パイロット研究 平成13年度~14年度)
東京大学大学院情報学環のメルプロジェクトと共同で「メディアリテラシー・プロジェクト」を平成13(2001)年度~14(2002)年度に実施しました。同プロジェクトは、子どもたちが実際に番組を作り、その番組の放送を体験することを通じてテレビに対する主体的な見方を育てるとともに、放送局員自身が子どもたちに教えることを通してメディアを学び直すということを目指しました。宮城(東日本放送)、長野(テレビ信州)、愛知(東海テレビ放送)、福岡(RKB毎日放送)の4地区で実施しました。
『メディアリテラシーの道具箱』を編集・出版(平成17年7月)
東京大学大学院情報学環メルプロジェクトと共同で、メディアリテラシーを実践するための方策を研究してきた成果を『メディアリテラシーの道具箱~テレビを見る・つくる・読む』にまとめ、平成17(2005)年7月に出版しました。
メディアリテラシー実践プロジェクト(平成18年度~平成22年度)
民放各社のメディアリテラシー活動のさらなる活性化を目的として、平成18(2006)年度から「メディアリテラシー実践プロジェクト」を実施しました。
同プロジェクトは、『メディアリテラシーの道具箱~テレビを見る・つくる・読む』をテキストとして、放送局のスタッフと中学・高校生が、番組づくりなどを通じてともにメディアリテラシーを学び合うもので、5年間の継続事業として実施。公募により決定した実施社(民放連加盟の放送局)は、教育関係者などと連携して、中学・高校生を対象としたプログラムに取り組みました。
- 「2010年度民放連メディアリテラシー実践プロジェクト報告書」について
- 「民放連メディアリテラシー・シンポジウム」(2011年11月11日)の概要
- 「民放連メディアリテラシー・フォーラム in Osaka」(2010年11月26日)の概要
- 「民放連メディアリテラシー・フォーラム in Fukuoka」(2010年9月24日)の概要
- 「2009年度民放連メディアリテラシー実践プロジェクト報告書」について