一般社団法人 日本民間放送連盟

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ラジオCM素材搬入基準【2023年11月改訂版】に関するFAQ(2024年2月)

ラジオCM素材搬入基準【2023年11月改訂版】の策定にあたり民放ラジオ各局および関係団体等から寄せられた主なご質問をもとに、FAQを整理しました。

 

(注)現行基準:2020年1月改訂版
新基準:2023年11月改訂版

質  問 回  答
<CM秒数規定関連>
無音部分を設定するのはなぜですか。 CMとCMの音声がつながって聴こえないよう、CMの価値を毀損せずにリスナーが聴きやすい放送を確実に届けるために、無音部分を設定します。これにより、各放送局独自のCM間の無音部分挿入などが不要になるため、放送局の負担軽減も期待できます。
契約秒数が例えば20秒なのに、無音部分を設定する事により、CMの中身自体が20秒より少なくなってしまいますが、この点問題ないのですか。 無音部分を含めた素材長が契約秒数となります。
radikoなどデジタル・オーディオ・プラットフォーム向けのCM音声素材と規定を統一することで、広告主にとっては、音声媒体向けに制作したCM素材が、ラジオに限らず他メディアにも広く確実に活用できることになることから、日本アドバタイザーズ協会等の関係者にもご説明し、ご理解をいただいております。
無音最大0.5秒とすると、連続するCMで1秒の無音となりますが長すぎませんか。 移行期間中は、素材の並びによっては最大1秒+放送局設定の無音秒数分が無音となります。放送局として許容範囲を超える場合は、放送局での無音部分の付加をやめるなどの対応を行っていただく必要があります。
なお、現行の搬入基準においても、CM秒数は規定秒数から「1秒以上短くならないようにしてください」としており、1秒程度の無音はこれまでにもあったと考えています。
CM素材が、規定秒数よりも長い、もしくは短くても問題ありませんか。 CMの長さ(秒数)は、CM素材本編の長さとし、「規定の秒数」(契約秒数)と一致させてください。
規定秒数より長い素材はこれまでも認めておりません。
規定秒数より短い素材は素材前後の無音部分で調整いただくことになります。
無音規定に反した素材が搬入された場合はどうなりますか。 新基準適用後、CM素材の頭と最後それぞれに0.1秒以上0.5秒以下の無音が無い場合には、修正して再搬入いただくことになります。
適用後は、放送局で追加している無音はいらなくなるのですか。 適用日となる2024年11月1日から1年間(目途)は、無音部分有りの新規素材と、無しの従来素材が混在して搬入されます。
混在期間終了後(適用日から1年後を目途)は新基準適用素材のみ搬入されるため、各放送局による無音部分の追加は不要となります。ただし、無音部分の無い従来素材を継続して使用する場合は無音部分の挿入について各局で判断が必要です。ご注意ください。
<CM音量(ラウドネス規定)関連>
ラウドネス規定が導入されると、今までのミキシングと変わりますか(どのように変わるのでしょうか)。 VU計やピークメータが「電圧」を表示しているのに対し、ラウドネスメータは人間が耳で音を聴いた時に感じる音の大きさを表示します。
人の聴感特性に則した音の大きさによってラウドネス値が変わります。例えば、音が小さくなるほど低音や高音が聴こえにくくなるといったことを考慮してミキシングをすることになります。
インテグレートラウドネス値(CMの最初から終わりまでの平均ラウドネス値)を用いると、本編全体を総じて小さな音にして一部分のみ音量を極端に大きく作れるのではないでしょうか。 ピークレベルを規定している民放連技術規準T032に準拠することとしました。
T032では、「ピークレベルをトゥルーピーク値で規定する。各音声チャンネルにおいて-1dBTPを上限とする。トゥルーピークメータによる測定ができない場合は、サンプルピークメータの指示値で-3dBFSを上限とする」としており、ラジオCM素材もこれを上限とします。
radikoオーディオアドに対応したウォーターマークを挿入したCM素材について、ラウドネス値に影響はありませんか。 ウォーターマーク信号は、可聴領域外の低い周波数帯(50Hz未満)を使用しているため、ウォーターマーク信号を付加したCM素材であっても、ラウドネス値に与える影響はほぼないと考えています。
<CM素材名関連>
CM素材名について、同一キャンペーン等による素材タイプが複数の場合というのが結構あります。
素材名の記載の際に、「素材判別ができるよう名称の単語の並び替え」や「素材名の一部省略」を可能としていただきたいです。
ラジオCM素材搬入基準は、放送局に搬入していただく際のルールであり、放送局内での素材名の変更や一部省略については適用外となります。局内システム要件に合わせて、対応いただきたいと考えます。
放送確認書に変更後の素材名を記載することは、広告主および広告会社と個別に確認をお願いします。
<CM音声ファイル録音基準関連>
BC$STANDBY、BC$ENDは今後も必要ですか。 現状、BC$の規定を無くした場合に各放送局のシステムに支障が生じないか確認できていないため、新基準においても継続して規定しました。BC$の規定を無くすにあたっては、ラジオ全局への調査が必要と考えています。
「素材クレジットを入れない」「レベル規正用信号(1k)を入れない」としたのはなぜですか。 radikoなどデジタル・オーディオ・プラットフォーム向けの音声CM素材には、レベル規正用信号とクレジットは収録されていません。こうした音声CM素材の規定を統一することで、広告主にとっては、音声媒体向けに制作したCM素材がラジオに限らず他メディアにも広く確実に活用できることになります。
音声クレジットがなくなった場合に素材の判別がわかるようにする対策はありますか(読み手違い、BGM違いなど)。 新基準では、CM素材名は「最終原稿」内のCM素材名と統一すること、および判別しやすいタイトルとすることを規定し、CM原稿は必ず広告主名とCM素材名、CM秒数を明記するとともに、1タイプ1部のみを内包し、別タイプのCM原稿を同時に内包しないことを規定しました。
あわせて、CM素材の取違え対策として「CM原稿記載項目および推奨記載例」を追加し、CM原稿に、ナレーションの読み手違いやBGM違いなど、誤認事故防止のための追加情報を入れることを推奨しています。
クレジット、レベル規正用信号付きの素材が搬入された場合はどうしたらよいですか。 2024年11月以降の新規素材、2025年11月(目途)以降の全素材において、クレジットやレベル規正用信号が付いていた場合には、修正して再搬入いただきます。
<適用日・併用期間関連>
現行基準と新基準、素材をどのように区別することができますか。 聴覚ならレベル規正用信号と音声クレジットの有無、ファイル解析なら内部のXMLを読む、視覚ならファイル名にプレフィックスやサフィックス、素材リスト機能などが考えられます。CM原稿PDFに表記させる方法も考えられます。
新基準の運用開始はいつからですか。また併用期間中は混在して搬入されるのでしょうか。 新基準適用日の2024年11月1日が運用開始日であり、同日以降に制作されるCM素材に適用されます。
なお、2024年10月31日までに制作された、現行基準【2020年1月改訂版】に準拠するラジオCM素材の放送局の受け入れ終了時期は、適用日の1年後を目途としており、別途定めて周知します。
適用日以前に、新基準のCM素材で搬入してもよいのでしょうか。放送局によっては、多くのCM素材登録が見込まれる9月、10月のタイミングで、早めに新基準で収録・登録したいと考えます。 適用日(2024年11月1日)までの間は、録音開始部の構成は現行基準【2020年1月改訂版】のとおり、クレジットと規正用信号の収録は必須となりますが、それ以外のラウドネス規定や無音設定は新基準で収録・登録して問題ありません。
現行基準で制作済み(使用中)のCM素材は作り直さないと放送できなくなるのでしょうか。契約をその都度継続延長しているので使い続けたいです。 搬入基準としては、2024年10月31日までに制作された、現行基準【2020年1月改訂版】に準拠するラジオCM素材の放送局の受け入れは、新基準を適用する2024年11月1日から1年後までを目途としており、別途定めて周知します。
個別に対応が必要な場合には、当事者間にて判断いただくようお願いします。
<適用範囲関連>
RadiPosへの搬入のない自社ローカルCMなども新基準で登録し直さなければならないのでしょうか。 ラジオCM素材搬入基準は、放送局に搬入いただくラジオCM素材のルールであり、放送局内のみで扱われる放送局制作素材は適用外となります。
将来のオーディオアドへの展開を見越して、全てのCMを新基準で制作することを推奨します。