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(報道発表)氏家齊一郎・民放連元会長のご逝去に関する広瀬民放連会長コメント
2011年3月28日
(社) 日本民間放送連盟
氏家齊一郎・民放連元会長のご逝去に関する広瀬民放連会長コメント
社団法人 日本民間放送連盟〔民放連、会長=広瀬道貞・テレビ朝日顧問〕は、 元 日本民間放送連盟会長・氏家齊一郎氏〔日本テレビ放送網・代表取締役会長〕 のご逝去にあたり、次のとおり会長コメントを発表いたしましたので、お知らせいた します。
氏家齊一郎・民放連元会長のご逝去に関する広瀬民放連会長コメント
体調が思わしくないとは聞いていたが、突然の訃報を聞いて愕然としている。惜しい人を失い、言葉では言い尽くせない悲しみである。
氏家氏は、民放連会長として平成8年4月から平成15年3月まで、民放界の陣頭指揮にたち、民放のみならず、今日にいたる放送界全体の発展に貢献した功績は計り知れないものがある。
現在のBPO(放送倫理・番組向上機構)の前身であるBROを設立したのも同氏が民放連会長の時である。
さらに日本の産業界全体の将来を見据え、放送のデジタル化の道筋をつけたのもやはり氏家民放連会長時代であった。現在、民放界は大変厳しい経営環境にあるが、デジタル化完成目前にしての逝去は誠に残念である。
現在は民放連顧問として、大所高所からのご意見番を自認されていただけに、まだまだたくさんの思いがお有りになったことと思う。
我々は、同氏の偉大な業績と意思をしっかりと引継ぎ、次代の放送を切り開いていく決意を新たにしたところである。
放送以外にも、実に幅広く活躍された方であり、二重三重に貴重な人材を失った。正に“巨星墜つ”というのが実感である。
心からご冥福をお祈りする。
以 上
この件に関する問い合わせ先:民放連〔会長室〕