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2014年11月5日、第62回民間放送全国大会を開催
11月5日(水)、「第62回民間放送全国大会」がグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで開催され、大会式典をはじめ、2つのシンポジウム、記念講演、関連企画など、多彩な行事が行われた。
式典では、日本民間放送連盟賞と、今回で10回目となる日本放送文化大賞の表彰を行った。
大会式典
会長あいさつ
井上弘・民放連会長があいさつを行い、災害時の放送の役割、民放のメディア価値向上のための検討、インターネット上の「違法動画」対策、ラジオの取り組み、新技術・新サービスへの対応、NHKとの関係、放送コンテンツの海外展開、取材・報道の自由の確保と放送倫理の向上、視聴者の期待に応える番組作りなどについて所信を述べた。
<井上会長のあいさつ>
来賓祝辞
安倍総理大臣からのビデオレターによる祝辞があった後、高市早苗・総務大臣、籾井勝人・NHK会長から、それぞれ祝辞が述べられた。
<安倍総理大臣からのビデオレター>
<高市総務大臣>
<籾井・NHK会長>
大会宣言採択
髙橋大会委員長が以下の「大会宣言文」を読み上げ、満場一致でこれを採択した。
宣 言 放送を取り巻く環境は、情報通信技術の進展とともに変化し続けている。 われわれ民間放送は将来に向けたサービスの高度化に常に挑戦し続ける。 これまで培ってきた視聴者・聴取者との信頼関係をより強固なものとすべく、正確で迅速な情報、豊かで良質なコンテンツを届けることを最も大切な使命と考え、その実践をここに誓う。 第62回民間放送全国大会にあたり宣言する。 |
<大会宣言>
平成26年日本民間放送連盟賞の表彰
この1年間の民放界を代表する番組や事績など4部門(14種目)93件が表彰され、受賞各社の代表にトロフィー・楯が贈呈された。
<表彰風景>
第10回日本放送文化大賞の発表と表彰
第10回となる日本放送文化大賞は、下記の番組に、「日本放送文化大賞グランプリ」「同・準グランプリ」(テレビ・ラジオ各1番組)が贈られた。受賞番組は、後日それぞれ全国向けに放送される予定。
テレビ | グランプリ |
中京テレビ放送 「NNNドキュメント‘14 マザーズ~特別養子縁組と真実告知」 |
準グランプリ |
長崎放送 「人間神様」 |
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ラジオ | グランプリ |
中国放送 「ラブ&ピース!お好み焼き」 |
準グランプリ | エフエム東京
「TOKYO FM特別番組 これからを見つめて LOVE&HOPE~3年目の春だより~」 |
<表彰風景>
記念講演
大会式典に続いて、映画監督の押井守氏が「海外での映画製作」と題して記念講演を行った。
<記念講演風景>
シンポジウム
今回の大会では次の2つのシンポジウムが開催された。
シンポジウム①
◇テーマ 「2020年、テレビは主役でいられるか? ~放送とライフスタイルの行方」
◇コーディネーター
津 田 大 介 氏 (ジャーナリスト、メディア・アクティビスト)
◇パネリスト
中 村 伊知哉 氏 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
橋 元 良 明 氏 (東京大学大学院情報学環教授)
原 田 曜 平 氏 (博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー)
村 田 裕 之 氏 (村田アソシエイツ代表)
<シンポジウム① 討論風景>
シンポジウム②
◇テーマ 「音声メディア新時代 ~デバイスの多様化がラジオの可能性を切り開く!」
◇コーディネーター
今 井 広 海 氏 (エフエム東京 アナウンサー)
◇パネリスト
青 木 貴 博 氏 (radiko 業務推進室長)
江 崎 貴 彦 氏 (味の素広告部広告企画グループ専任部長)
桜 井 聖 子 氏 (放送批評懇談会理事/さくら代表取締役)
村 山 恒 樹 氏 (デューク・コーポレーション取締役)
<シンポジウム② 討論風景>
関連企画を同時開催
関連企画では、「もっとつながる!もっと広がる!テレビの楽しみ~民放が進める放送通信連携サービス」「全国ラジオパーソナリティ大集合!」を行った。
<関連企画会場風景>