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2018年11月7日、第66回民間放送全国大会を開催
11月7日(水)、「第66回民間放送全国大会」がグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで開催され、大会式典をはじめ、2つのシンポジウム、記念講演、関連企画など、多彩な行事が行われた。
式典では、日本民間放送連盟賞の各部門の表彰、および番組部門全種目の最優秀とこれに次ぐ優秀1番組から選ばれたグランプリ、準グランプリの発表と表彰を行った。
大会式典
会長あいさつ
大久保好男・民放連会長があいさつを行い、事業環境の変化と放送の社会的使命、放送事業の原点、技術革新への取り組み、放送の価値向上・未来像に関する施策、NHKとの二元体制などについて所信を述べた。
<大久保会長のあいさつ>
来賓祝辞
安倍総理大臣からのビデオレターによる祝辞があった後、石田真敏・総務大臣祝辞代読の佐藤ゆかり・総務副大臣、上田良一・NHK会長から、それぞれ祝辞が述べられた。
<安倍総理大臣からのビデオレター>
<佐藤総務副大臣(石田総務大臣代理)>
<上田・NHK会長>
大会宣言採択
宮内大会委員長が以下の「大会宣言文」を読み上げ、満場一致でこれを採択した。
宣 言 全国で、過去に経験したことのないような自然災害が頻発する中、民間放送の基幹メディアとしての役割がますます重要になっている。 われわれは、常に放送サービスの向上に努め、迅速で正確な情報を提供することで、視聴者・聴取者の安心・安全に寄与してきた。 これからも民間放送は多様化する価値観に応え、信頼されるメディアであり続けるために、自らが未来像を描き、社会的役割と責任を果たしていくことを誓う。 第66回民間放送全国大会にあたり宣言する。 |
<大会宣言>
平成30年日本民間放送連盟賞の表彰
この1年間の民放界を代表する番組や事績など4部門(14種目)93件が表彰され、受賞各社の代表にトロフィー・楯が贈呈された。
<表彰風景>
グランプリ・準グランプリの発表と表彰
今回より民放連賞では、ラジオ・テレビ別に番組部門全種目の最優秀とこれに次ぐ優秀1番組をグランプリ候補とし、その中から下記の番組に、「グランプリ」「準グランプリ」が贈られた。受賞番組は、後日それぞれ全国向けに放送される予定。
テレビ | グランプリ |
静岡放送 「SBSスペシャル 罠師~片桐邦雄・ジビエの極意~」 |
準グランプリ |
名古屋テレビ放送 「メ~テレドキュメント 葬られた危機~イラク日報問題の原点~」 |
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ラジオ | グランプリ |
ニッポン放送 「ニッポン放送報道スペシャル『My Dream』」 |
準グランプリ |
ラジオ沖縄 「私宅監置・沖縄 ~扉がひらくとき~」 |
<表彰風景>
記念講演
大会式典に続いて、脚本家の倉本 聰 氏が「テレビはどこへ行くのですか?」と題して記念講演を行った。
<記念講演風景>
シンポジウム
今回の大会では次の2つのシンポジウムが開催された。
シンポジウム①
◇テーマ 「放送のアウトバウンド ~番組制作の工夫と展開~」
◇コーディネーター
内 山 隆 氏(青山学院大学総合文化政策学部教授)
◇パネリスト
渋 谷 闘志彦 氏(総務省情報流通行政局情報通信作品振興課長)
君 嶋 由紀子 氏(放送コンテンツ海外展開促進機構<BEAJ>事務局長)
工 藤 洋 史 氏(大分放送メディア局次長兼テレビ編成部長)
澤 田 陽 氏(山陰中央テレビジョン放送東京支社コンテンツ戦略室長)
<シンポジウム① 討論風景>
シンポジウム②
◇テーマ 「検証 ラジオとスポーツ」
◇コーディネーター
えのきどいちろう 氏(コラムニスト)
◇パネリスト
沼 田 憲 和 氏(北陸放送「拝啓、武田勝です」担当ディレクター)
相 良 武 氏(琉球放送「スポーツフォーカル」担当ディレクター)
今 井 隆 信 氏(富山エフエム放送「体育会系ラジオ」担当ディレクター)
神 吉 将 也 氏(ラジオ関西「GOGO!ヴィッセル神戸」担当ディレクター)
<シンポジウム② 討論風景>
関連企画を同時開催
関連企画では、「カウントダウン 4K新時代」「情熱ラジオ列島」を行った。
<関連企画会場風景>