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2019年11月6日、第67回民間放送全国大会を開催
11月6日(水)、「第67回民間放送全国大会」がグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで開催され、大会式典をはじめ、2つのシンポジウム、記念講演、関連企画など、多彩な行事が行われた。
式典では、日本民間放送連盟賞の各部門の表彰、および番組部門全種目の最優秀とこれに次ぐ優秀1番組から選ばれたグランプリ、準グランプリの発表と表彰を行った。
大会式典
会長あいさつ
大久保好男・民放連会長があいさつを行い、事業環境の変化と放送の社会的使命、放送事業の原点、技術革新への取り組み、放送の価値向上・未来像に関する施策、NHKとの二元体制などについて所信を述べた。
<大久保会長のあいさつ>
来賓祝辞
安倍総理大臣からのビデオレターによる祝辞があった後、高市早苗・総務大臣、上田良一・NHK会長から、それぞれ祝辞が述べられた。
<安倍総理大臣からのビデオレター>
<高市総務大臣>
<上田NHK会長>
大会宣言採択
亀山大会委員長が以下の「大会宣言文」を読み上げ、満場一致でこれを採択した。
第67回民間放送全国大会 宣 言
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて準備が進むなか、平成から令和へ、新たな時代を迎えた。 インターネット社会で大量の情報を手にいれられる今、正確で信頼できるメディアが強く求められている。 われわれ民間放送は、視聴者・聴取者の期待と信頼に常に応え、多様で良質なコンテンツを発信し続けることで、新しい時代を切り拓いていくことを誓う。 第67回民間放送全国大会にあたり宣言する。 令和元年11月6日 一般社団法人 日本民間放送連盟 |
<大会宣言>
2019年日本民間放送連盟賞の表彰
この1年間の民放界を代表する番組や事績など4部門(14種目)94件が表彰され、受賞各社の代表にトロフィー・楯が贈呈された。
<表彰風景>
グランプリ・準グランプリの発表と表彰
ラジオ・テレビ別に番組部門全種目の最優秀とこれに次ぐ優秀1番組をグランプリ候補とし、その中から下記の番組に、「グランプリ」「準グランプリ」が贈られた。受賞番組は、後日それぞれ全国向けに放送される予定。
テレビ | グランプリ |
北海道テレビ放送 「HTB開局50 周年ドラマ チャンネルはそのまま!」 |
準グランプリ |
福井テレビジョン放送 「聖職のゆくえ〜働き方改革元年〜」 |
|
ラジオ | グランプリ |
南海放送 「緊急放流=逃げろ!〜誰が命を奪ったのか〜」 |
準グランプリ |
CBCラジオ 「マリエのように」 |
<表彰風景>
記念講演
大会式典に続いて、東京2020オリンピック公式映画監督の河瀨直美氏が「私が描く東京オリンピック」と題して記念講演を行った。
<記念講演風景>
シンポジウム
今回の大会では次の2つのシンポジウムが開催された。
シンポジウム①
◇テーマ 「多様化する視聴指標」
◇パネリスト
小出 誠 氏(日本アドバタイザーズ協会常務理事電波委員長
資生堂ジャパンメディア統括部エグゼクティブマネージャー)
飯塚 隆博 氏(博報堂DYメディアパートナーズデータビジネス開発局長)
尾関 光司 氏(ビデオリサーチ常務取締役)
橋本 昇 氏(民放連テレビ視聴指標研究プロジェクトチーム副主査、
テレビ朝日営業局次長)
伊藤 祐介 氏(北陸朝日放送東京支社業務部副部長兼コンテンツ事業部)
◇モデレーター
植原 啓介 氏(慶應義塾大学環境情報学部准教授)
◇進 行
樋口 薫子 氏(フジテレビジョン総合メディア推進本部局長)
<シンポジウム① 討論風景>
シンポジウム②
◇テーマ 「ラジオはパーソナリティだ!」
◇パネリスト
佐久間宜行 氏(テレビ東京プロデューサー、
ニッポン放送「オールナイトニッポン0」パーソナリティ)
落合健太郎 氏(FM802 DJ 「ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!」
「Chillin’Sunday」担当)
やきそばかおる 氏(コラムニスト)
◇司 会
上柳 昌彦 氏(ニッポン放送「上柳昌彦あさぼらけ」パーソナリティ)
<シンポジウム② 討論風景>
関連企画を同時開催
関連企画では、「番販からその先へ~海外ビジネス 最前線~」「RADIO JUKEBOX」を行った。
<関連企画会場風景>