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第70回民間放送全国大会を開催
民放連は11月8日(火)、「第70回民間放送全国大会」をグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで開催しました。大会式典では、遠藤会長のあいさつ、来賓祝辞、大会宣言採択があり、日本民間放送連盟賞の各部門の表彰、およびグランプリ、準グランプリの発表と表彰を行いました。
大会式典
<式典全景>
会長あいさつ
遠藤龍之介・民放連会長があいさつを行いました。
<遠藤会長のあいさつ>
来賓祝辞
岸田文雄・総理大臣からのビデオメッセージによる祝辞があった後、寺田稔・総務大臣祝辞代読の柘植芳文・総務副大臣、前田晃伸・NHK会長から、それぞれ祝辞が述べられました。
<岸田総理大臣からのビデオメッセージ>
<柘植総務副大臣(寺田総務大臣祝辞代読)>
<前田NHK会長>
大会宣言採択
石澤顕・大会委員長が以下の「大会宣言文」を読み上げ、満場一致でこれを採択しました。
第70回民間放送全国大会 宣 言
民間放送は、公共の福祉、文化の向上、産業と経済の繁栄、平和な社会の実現に寄与することを使命として生まれた。そして今、新型コロナウイルス感染症、ウクライナ戦争のぼっ発など、未来を見通すことの難しい変革の時代に直面している。 われわれは自らに課せられた使命を再確認し、公正かつ正確な報道と良質な番組作りを通じて、民間放送の価値を最大限に高め、豊かで安心できる国民生活の実現を目指すことを誓う。 第70回民間放送全国大会にあたり宣言する。
2022年11月8日 一般社団法人 日本民間放送連盟 |
<大会宣言>
スペシャルゲスト
ウクライナ出身の歌手・バンドゥーラ奏者のナターシャ・グジーさんが平和への祈りをこめ「希望の大地」を演奏しました。
<ナターシャ・グジーさんの演奏>
2022年日本民間放送連盟賞の表彰
この1年間の民放界を代表する番組や事績など4部門を表彰し、受賞各社の代表にトロフィー・楯を贈呈しました。
<表彰風景>
グランプリ・準グランプリの発表と表彰
ラジオ・テレビ別に番組部門全種目の最優秀とこれに次ぐ優秀1番組をグランプリ候補とし、その中から以下の番組に「グランプリ」「準グランプリ」を贈りました。受賞番組は、後日それぞれ全国向けに放送される予定です。
ラジオ | グランプリ |
青森放送 カエレナイ街から ~翔子さんと実穂さんと私たち~ |
準グランプリ |
エフエム東京 村上RADIO特別版 戦争をやめさせるための音楽 |
|
テレビ | グランプリ |
山形放送 三つめの庄内~余計者たちの夢の国~ |
準グランプリ |
CBCテレビ やったぜ!じいちゃん |
<表彰風景 ラジオグランプリ>
<表彰風景 テレビグランプリ>
次期民放大会委員長あいさつ
佐々木卓・次期大会委員長からあいさつがありました。
<次期民放大会委員長あいさつ>
シンポジウム
今回の大会では次の2つのシンポジウムを実施しました。
シンポジウム(ラジオ)
◇テーマ 「ラジオ3.0 データとテクノロジーが創る音声メディア新時代」
◇パネリスト
川田 十夢 氏(開発者、AR三兄弟)
グローバー 氏(ミュージシャン、J-WAVE「JAM THE PLANET」ナビゲーター)
椎木 里佳 氏(AMF・代表取締役社長)
藤原麻里菜 氏(コンテンツクリエイター、文筆家)
三浦 文夫 氏(関西大学・社会学部教授)
シンポジウム(テレビ)
◇テーマ 「テレビ業界と人的資本~未来を担う人材は育っているか?~」
◇パネリスト
石田 裕子 氏(サイバーエージェント・専務執行役員)
太田 雅人 氏( 名古屋テレビ放送・コンテンツビジネス局コンテンツプロデュース部長)
小川 勇輔 氏(ワンキャリア・執行役員)
工藤 里紗 氏(テレビ東京・クリエイティブ制作チーム演出・プロデューサー)
西岡 武嗣 氏(TBSホールディングス・TBSグループユニバーシティ室シニア上級専門職
TBSグループユニバーシティ副学長)
◇コーディネーター
大信田雅二 氏(テレビ東京・常務取締役 総務人事局・労務担当)
<シンポジウム(テレビ)>