製作著作
制作協力
放送期間・話数
チーフプロデューサー
プロデューサー
演出
脚本
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日本テレビ
ケイファクトリー
2010年4月14日〜6月23日
全11話
田中芳樹(日本テレビ)
次屋尚(日本テレビ)
千葉行利(ケイファクトリー)
水田伸生(日本テレビ)
長沼誠(日本テレビ)
坂元裕二
キャスト
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松雪泰子
山本耕史
酒井若菜
倉科カナ
芦田愛菜(子役)
尾野真千子
川村陽介
市川実和子
高畑淳子
田中裕子 ほか
概要
人間関係の希薄化や家庭崩壊、失業や将来不安など、若者たちにとって現代は、生きる目的と希望を見出すのが難しい時代と言えます。特に「女性」は多様化する社会の中で、その役割や生き方そのものが大きく変わってきました。しかし、どんなに世の中の制度や価値観が変化しようとも、「女性」には揺ぎなきダイナミズムがあります。それは命を宿し、命を育むという偉大なる天命とも言うべき本能です。
このドラマの主人公は、恋愛にも社会にも、そして自分自身の人生にさえ興味がもてずまま人生を30半ばまで過ごしてしまった女性です。そんな彼女が小学校教員という立場でありながら、教え子の少女が親による虐待を受けているをことを知り、自分でも理解できない衝動にかられ、その子の母親になるべく誘拐してしまう、そんなところからこの物語は始まります。そしてその逃亡生活の中で自分を見つめ直し、自身で生き方を探し求めていきます。
ドラマの中枢に据えるキーワードは「母性」。主人公はそれまで見向きもしなかった自らの奥底にある「母性」を発見し、時に戸惑い、時に翻弄され、そして心の寄る辺とし、女性として、人間として成長していく姿が描かれていきます。物語を通し、女性たちが女の生き方や幸せについて自ら考え、女性として生まれてきたことに自信と誇りを持ち、前向きに明るく生きていこうと、そんな気持ちを起こさせるドラマを目指すものです。