「民放の日」は、ラジオ16社に民放初の予備免許が与えられた1951年4月21日を記念したものです。同年9月1日に名古屋の中部日本放送(現・CBCラジオ)と大阪の新日本放送(現・毎日放送)が本放送を開始したのを皮切りに、全国で次々と民放ラジオが開局しました。

かつて「電波は政府専掌」であり、社団法人日本放送協会が独占的に放送を行っていました。第2次世界大戦後、電波の民間開放が進められ、1950年に電波法、放送法、電波監理委員会設置法のいわゆる電波三法が施行されました。同年、NHKは国の出資を受けず受信料制度によって放送を行う特殊法人として新発足しました。51年の民放開局以降、全国に向け公共放送を行う日本放送協会(NHK)と、広告収入を柱とする民間放送の併存体制がスタートしました。

1951年、日本初の予備免許を受けたラジオ16社が集まり、日本民間放送連盟(民放連)を創立しました。52年には社団法人となり、2012年、一般社団法人に移行しました。現在、ラジオ・テレビ・衛星系を合わせ全国207社の会員社が一丸となって、よりよい放送をめざして活動しています。

民放第一声を伝えたマイク

初の民放開局を告げる
中部日本放送のポスター

民放のちから

民放テレビ、ラジオが持つ「ちから」について
渋谷和宏さんと中江有里さんに
動画インタビューで語っていただきました。

民放が社会に対してできること、役割について語ってくださいました。

経済ジャーナリスト・作家  渋谷和宏さん

プロフィール

1997年に情報ミステリー小説『銹色(さびいろ)の警鐘』(中央公論新社)で作家デビュー。ペンネーム渋沢和樹、井伏洋介としても執筆を行うほか、本名渋谷和宏として「働き方は生き方 派遣技術者という選択」(幻冬舎文庫)など、多数の著書がある。2019年1月から三井住友銀行のコンテンツサイト「Money VIVA」で連載小説『マネーミステリー天ノ川夫妻の事件簿』がスタート。現在は、経済ジャーナリスト・作家としての活動のほか、TVやラジオでコメンテーターを務める。

民放ならではの楽しみ方や、民放のあり方について語ってくださいました。

女優・作家 中江有里さん

プロフィール

1973年大阪府生まれ。法政大学卒。89年芸能界デビュー、テレビドラマ・映画に多数出演。2002年『納豆ウドン』で第23回NHK大阪ラジオドラマ脚本懸賞最高賞受賞。NHK BS2「週刊ブックレビュー」で長年司会を務めた。現在、NHK総合『ひるまえほっと』(関東甲信越)“中江有里のブックレビュー”を担当、フジテレビ系「とくダネ!」にコメンテーターとして出演中。読書に関する講演や、エッセイ、書評も多く手がける。最新作に『残りものには、過去がある』(新潮社)。

知ってる?放送が届くしくみ

放送局は、制作した映像や音声を電気信号に変換し、
電波塔などの送信所に送ります。
その電気信号が電波として各家庭へ送られて、
私たちは放送を楽しんでいます。
一口に放送と言っても、いろいろな種類があります。

?

QUIZ
民放に関するクイズにいくつ答えられるかな?
これから5問出題するので探してみてね!
解説はこのページの一番下を見てね。

BS放送・CS放送
人工衛星を使って電波を送り、
日本全国向けの放送を行っています。

中波放送、短波放送、超短波放送
日本のラジオ局が放送している電波は大きく分類すると、 AMラジオ(中波放送)・短波ラジオ(短波放送)・FMラジオ(超短波放送)の3種類があります。

Q

1960年、NHKと同時にカラーテレビの本放送を開始した民放は何局あったでしょう?

2局

3局

4局

地上テレビ放送
地上に建設した電波塔を経由して、
限られたエリアに向けた放送を送っています。

Q

4Kの“K”は、つぎのうちどれを表しているでしょう?

100

1,000

10,000

right_buildings left_buildings

電波塔
ラジオ放送、地上テレビ放送、
V-Lowマルチメディア放送は、
地上に建設した電波塔から各エリアに向けて
放送波を送っています。
アンテナでその電波を受信し、
ラジオ・テレビなどの受信機を使って
映像や音声を楽しむことができます。

V-Lowマルチメディア放送
主に移動体端末
(例えばスマートフォンや
タブレット端末、カーナビ等)
向けの新しい放送です。

ケーブルテレビ
電波を用いず、
有線でケーブルテレビ会社から
放送局の番組等を届けています。

Q

2019年4月現在、民放連加盟の地上テレビ局は全国で何局あるでしょう?

101局

127局

207局

1951

4月、民放中波ラジオ16社に最初の予備免許
7月、日本民間放送連盟(民放連)が発足
9月、中部日本放送(現・CBCラジオ)と新日本放送(現・毎日放送)が開局。続いて同年中に民放ラジオ4社開局

1952

7月、日本テレビに最初のテレビ局予備免許

1953

8月、日本テレビが民放初のテレビ放送開始

1954

8月、日本短波放送(現・日経ラジオ社)開局。
唯一の民放短波局

1958

東京タワー竣工、営業開始

1959

皇太子殿下ご成婚で、テレビ受信契約数急増

1960

民放4社とNHK、カラー放送スタート

1963

11月、日米テレビ衛星中継実験中に米ケネディ大統領暗殺事件詳報、在京社はじめ各社特番編成

1967

郵政省、UHFによる民放の全国複数化を掲げる

1968

5月、琉球放送と沖縄テレビがカラー放送開始。全民放のカラー化が完了
8月、初の民放UHF局・岐阜放送が開局

1969

5月、民放連とNHK、任意団体「放送番組向上協議会」設置
7月、アポロ11号人類初の月面着陸を全世界で生放送
12月、初の民放FM局・愛知音楽エフエム放送
(現・エフエム愛知)開局

Q

FM放送とインターネットラジオを切り替えてラジオ番組を聴取できるスマートフォンの名称をなんと言うでしょう?

スマラジ

ハイラジ

ラジスマ

1975

媒体広告費、テレビが新聞を抜き首位に

1976

日本ビクター、VHS方式の家庭用VTR発売

1978

初の実験用放送衛星「ゆり」打ち上げ
9月、日本テレビがテレビ音声多重放送(実用化試験局)開始。
同年中に民放3社とNHKでもスタート

1985

テレビ文字多重放送開始

1986

郵政省、民放テレビの全国4波化方針を決定

1987

NHK-BS1、24時間放送開始

1988

NHKと民放の併存体制に即し放送法大幅改正

1989

1月、昭和天皇逝去。
民放各社は2日にわたり特別編成

1991

3月、セント・ギガ、初の衛星デジタル音声放送開始
4月、日本衛星放送(現・WOWOW) 本放送開始

1992

中波ステレオ放送、東阪5社でスタート
日本初のCSテレビ放送6チャンネルがスタート

1994

FM文字多重放送開始

1995

【1月17日、阪神・淡路大震災発生】
10月、初の外国語FM放送・関西インターメディアが開局

1996

10月、初のCSデジタル放送「パーフェクTV!」本放送開始

1997

郵政省、地上テレビ放送のデジタル化を発表
5月、民放連とNHK、
「放送と人権等権利に関する委員会機構(BRO)」設置

2000

12月、BSデジタル放送開始

2002

110度CSデジタル本放送開始

2003

7月、放送番組向上協議会とBROが統合し、
「放送倫理・番組向上機構(BPO)」に
12月、3大広域圏で地上デジタルテレビ放送(地デジ)開始

Q

緊急地震速報がテレビで放送されるのは震度何以上が予想される地域でしょう?

震度3以上

震度4以上

震度5弱以上

2006

4月、「ワンセグ」が東名阪など民放30局とNHKで開始
12月、地上民放テレビ全127社が地デジを開始

2010

IPサイマルラジオ「radiko.jp(ラジコ)」
試験配信を経て、本配信開始

2011

【3月11日、東日本大震災発生】
7月、東北3県を除く44都道府県の地上テレビが
デジタル放送に完全移行
10月、BS放送に新規12チャンネルが開局し、
17事業者24チャンネルに

2012

3月、岩手、宮城、福島で地上テレビがデジタル放送に完全移行。
全国の地デジ化が完了
民放連、一般社団法人に移行。英文略称は「JBA」に

2013

5月、在京テレビ6社、東京タワーから
東京スカイツリーへの送信所移行を完了

2014

4月、地域を越えてラジオ番組を聴取できる有料サービス
「radiko.jp プレミアム」がスタート
12月、全国に先駆けて、北日本放送、南海放送で
AMラジオ放送のFM補完放送(ワイドFM)が始まる

2015

10月、在京民放5社による公式テレビポータル
「TVer」がスタート

2016

3月、東京、大阪、福岡でV-Lowマルチメディア放送
「i-dio」の放送開始

10月、ラジコタイムフリー聴取機能・シェアラジオの実証実験開始

2017

10月、NHKラジオがラジコで聴けるサービスを実験的に開始

2018

日本民間放送連盟賞と日本放送文化大賞を一本化し、新たな民放連賞がスタート
12月、新4K8K衛星放送を開始

2019

2月、ラジスマ発売開始

テレビ、ラジオの新しいサービス

4K8K放送とは?

4K・8Kは、超高精細な映像(4Kはハイビジョンの4倍、8Kは16倍の画素数)と立体的なマルチチャンネル音響に加え、HDR(ハイダイナミックレンジ)による豊かな映像表現、広い色域により自然で鮮やかな色の表現が可能になるテレビ放送です。

4K8K放送を楽しむには?

2018年12月からBS放送、110度CS放送でご覧になれます。
ただし、これらの放送を受信するには4K8K放送に対応した機器が必要になります。

ラジスマとは?

FM放送とインターネットラジオを簡単に切り替えてラジオが聴けるスマートフォンです。
FM放送とインターネットラジオのメリットをいいとこどりして、ラジオをもっと便利に楽しむことができます。

ラジスマを楽しむには?

2019年4月現在、2タイプのラジスマ対応機種が発売されています。
詳しくはこちらをご覧ください
https://radisma.com/

日本民間放送連盟賞グランプリについて

日本民間放送連盟賞(民放連賞)は、質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、CM制作や技術開発の質的向上と、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的に、日本民間放送連盟(民放連)が1953(昭和28)年に創設した賞です。

民放連賞は、部門・種目別に審査を行い、優秀な成績と認められる作品および民放の信用と権威を高めたと認められる活動を表彰するとともに、番組については、学識経験者等による選考を得た質の高い作品を、あらためて聴取者・視聴者という別の視点からラジオ、テレビ別に選考を行い、国民の期待に応えるとともに放送文化の向上に寄与した作品である民放連賞グランプリとして称揚しています。

ここでは、昨年、民放連賞と一本化した日本放送文化大賞の受賞番組も含めて、これまでのグランプリ受賞作品を紹介しています。

受賞作品(受賞候補作品を含む)は、番組放送センター(放送ライブラリー)の「公開番組」であれば同施設内で視聴できます。以下のURLから番組検索機能でご確認ください。

放送ライブラリー

神奈川県横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター内
http://www.bpcj.or.jp/

受賞作品一覧

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